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令和 4年11月29日
(性別:男性 年齢:70代)
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多くの自治体がゼロカーボンシティの表明をしておりますが、茨城県としては表明をしていないようです。
県内の多くの市町村も表明していますが、茨城県として宣言しないのは、特別の理由があるのですか?特別な理由やポリシーが有るなら、宣言しないのも有りと思いますが。
人類共通の課題であり、何故と思います。県が前面に立って県内市町村、県民に対しメッセージを発し、取り組むべきではと思います。
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令和 4年12月 8日
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このたびは、ご意見をいただき、ありがとうございます。
いただきましたご質問「ゼロカーボンシティの表明」につきまして、回答いたします。
地球温暖化対策を進めていくことは大変重要であり、本県としてもカーボンニュートラルの実現に向けて省エネルギー対策、再生可能エネルギーの導入、技術開発の加速化などの取組を進めているところでございます。
一方、「ゼロカーボンシティ」の表明にあたっては、2050年までにカーボンニュートラルを実現する道筋を描いたうえで、行いたいと考えております。
本県の温室効果ガスの排出量は、産業部門が約6割と高く、国の割合に比べて2倍近くとなっており、また、鉄鋼業や石油化学工業など、現在の技術では化石燃料から直ちに脱却することが難しい業種で占められています。
そのため、カーボンニュートラルを実現するためには、産業部門の構造転換や、様々なイノベーションが必要となりますが、現時点では、実現に向けた具体的な道筋を描くことが困難であると考えております。
本県といたしましては、地球温暖化対策に係る様々な取組等を進め、カーボンニュートラルの実現を目指してまいります。
ご理解いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
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