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過去に皆さまからいただいたご意見・ご提案の要旨を紹介しています。

   ★コロナ禍の障害者支援施設等について
住民提案   


令和 4年10月 9日
(性別:女性   年齢:50代)
 私の息子は障害者支援施設に入所しているのですが、コロナ禍になってから約2年7ヶ月、家族と外出する事も、自宅に泊まりにくる事も許されていません。施設にお願いしても「コロナがまだ多いですから」と断られてしまいます。そのため、かかりつけの病院に息子を連れて行く事もできません。一般の人達は旅行やイベントなどを楽しんでいるのに、施設入所者は病院にも行けないなんておかしいです。
 茨城県のStageの表の枠外に『(注)医療施設、高齢者施設、障害者施設は最大級の厳重な対策を維持』と書いてあるからではないでしょうか。Stageが下がっているのですから、施設の対策も緩めても良いと思うのです。施設の対策についても、県で指標を示してはいただけないでしょうか?





令和 4年10月24日
政策企画部政策調整課
 この度は、ご意見をいただき、ありがとうございます                 
 ご意見がありました、茨城県のStageの表(県独自のコロナ対策指針の表)の枠外にある『(注)医療施設、高齢者施設、障害者施設は最大級の厳重な対策を維持』の記載につきましては、これらの施設では、一度感染が持ち込まれた場合には集団感染(クラスター)が発生するおそれが高いことや、重症化の懸念などを踏まえ、最大限の感染対策を講じていだだくよう呼びかけるため、令和3年12月22日まで記載しておりました。
 その後、県内においてワクチン接種が進んだことや、検査体制のさらなる拡充・強化などを踏まえ、今後の感染拡大期における、「感染症対策の継続」と「社会経済活動の回復に向けた取組」の両立を図るため、令和3年12月23日には「対策指針」を改定しており、その際に、ご意見がありました当該記載については削除しております。
 しかしながら、感染症への備えは継続する必要があることから、県としても、冬場の季節性インフルエンザとの同時流行に備え、医療提供体制の強化等に適切に取り組んでまいりますので、引き続き、今できる感染症対策へのご協力をお願いいたします。

 また、障害者支援施設(以下「施設」という。)における感染対策の指標につきましては、施設を利用している方は感染した場合の重症化リスクが高く、障害の状況や特性などのため医療機関での治療が困難であることや、施設内でクラスター化する恐れが高いため、県では、国が示す感染防止対策、感染者が発生した際の対応等に関する通知などに基づき、その都度、施設に必要な対策をお願いしております。
 さらに、国が示す感染防止対策に基づき、本県独自に「新型コロナウイルス感染対策マニュアル(高齢者・障害者福祉施設)」(以下「マニュアル」という。)を策定し、施設における感染対策に努めていただいているところです。
 施設の運営につきましては、地域における感染状況や、施設の形態、利用者・職員の人数も様々であることから、県が一律の指標をお示しすることは困難であると考えております。
 各施設の感染対策につきましては、国が示す感染防止対策や県のマニュアル等を踏まえ、施設の管理者の判断により対応していただいておりますので、何卒、ご理解くださいますようお願いいたします。



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