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令和 2年11月19日
(性別:女性 年齢:不明)
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霞ヶ浦のレンコン田における天井型防鳥ネットの使用に関してお尋ね致します。
数は減ってはいるものの未だに約1/3のレンコン田で天井網がかけられている状況であることを先日知りました。
絡まりにくいネットへの更新、罹網した野鳥の速やかな放鳥等についてれんこん農家へパンフによる啓発を行っておられるようですが、インターネットに今月も既に多くの野鳥が罹網し命を落としている画像が掲載されており大変ショックを受けております。
佐賀県では指摘を受けてからすぐに直置きに変更したそうですが、茨城県で実行出来ない理由は何でしょうか?
価格や手間がネックになっているという情報も見かけましたが、実際のところどうなのでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ではございますが状況(現状と対策)を教えて頂きたく宜しくお願い致します。
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令和 2年12月17日
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お問い合わせいただいた件につきまして,回答いたします。
本県のレンコンは,生産量が全国で最も多く,霞ヶ浦周辺はレンコンの主要な産地となっております。
しかしながら,レンコン栽培においては鳥類による食害が問題となっており,これまでにさまざまな対策について検討した中で,一定の効果がある手法として,防鳥ネットによる被害対策が進められてきました。
その一方で,ご指摘のように,野鳥がネットに絡まる事例がございます。
そのため,県では,野鳥がネットの中に入ることがないよう,防鳥ネットの出入口を含め側面を確実に閉めて適正な管理をすることや,野鳥が羅網した場合には速やかに放鳥することを明記したチラシを作成し,県内でレンコンを生産する全生産者を対象に配布して啓発を行っているところです。
今後も,県としては,防鳥ネットの適正な管理と速やかな放鳥の対策を生産者に対して働きかけていきたいと考えております。
また,他県の事例についても調査を進めてまいりたいと考えております。
農林水産部農村計画課
農林水産部産地振興課
県民生活環境部自然環境課
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