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令和 6年12月15日
(性別:不明 年齢:30代)
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今後のことを考え卵子凍結を現在検討しています。
東京都では未婚者卵子凍結の助成金制度が始まると知りました。
茨城県でも同じような制度がないか調べましたが、私の調べる限りでは未婚者に関する助成金制度はありませんでした。
卵子凍結は30万円程かかるため、少しでも県や国の助成があればとても助かりますので 茨城県においても、今後東京都のような制度の導入を検討していただけないでしょうか?よろしくお願いします。
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令和 6年12月19日
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お問い合わせいただき、ありがとうございます。
茨城県では、卵⼦凍結が将来の妊娠に備える選択肢の⼀つであるとは認識しておりますが、現時点では、「がん」などの治療の前に、精⼦や卵⼦等を凍結保存して妊孕性(にんようせい)を残す治療(妊孕性温存療法)等に対する助成事業は実施しているものの、ご提案いただいております、東京都で実施しているような「加齢等による妊娠機能の低下を懸念する場合に⾏う卵⼦凍結に係る費⽤を助成する事業」については実施しておりません。
卵⼦凍結については、国においても、こども家庭審議会の委員から「卵⼦を凍結保存して⼦どもを持つことへの対応も今後検討していかなければならない」との意⾒は出されてはおりますが、現時点で明確な⽅向性は明⽰されておりません。
また、⽇本産科婦⼈科学会は、卵⼦凍結による妊娠・出産の成功率はまだそれほど⾼くない点や、妊娠時期が⾼年齢となると⺟体と⾚ちゃんへのリスクが⾼まるという点も知っておいていただきたい事実として情報を発信しています。
このことから、今後も引き続き、産婦⼈科医等の有識者の⾒解や国の動向を注視し、卵⼦凍結による⺟⼦への影響や有効性に関する情報の把握に努めてまいりたいと考えております。
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