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令和 6年11月25日
(性別:不明 年齢:50代)
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発達障害の息子がいます。知的ボーダーですが、中学に入り、学習についていけず、進学先も見つからない状態で、非常に本人が苦しんで登校授業をしております。親として支援を申し込んでも、受け入れてもらえず、先生方の理解も乏しく、本人は限界での我慢をして頑張っています。
制服に違和感を覚えながらも「規則だから」と、ジャージでの授業やノーネクタイの授業は認められません。知的ボーダーへの支援が何もないこと、そして、各自治体での交付基準が異なり、茨城では児童相談所にて知能検査での数値が75以下でないと手帳が交付されず、できないこと支援が必要なのにも関わらず、何の支援も受けられず、学校からも社会からも無視され、切羽詰まっている事に、誰も気付いてもくれず社会に弾かれている感じを禁じえません。
知的障害手帳の学校を、もう少し大きな視野で見直してくれませんでしょうか?
苦しくて辛くて、悔しいのか悲しいのか分からぬまま、子供を意識しています。できないことが多いんです。こんな発達障害の知的ボーダーのことで、何を言っているのかと思いますが、悩んでいる人はびっくりするほど沢山おりますので、どうか手帳交付の基準を見直してください。
子供が成人しても生きていく支援をください。そして先生にも理解を深めてもらう講習や、先生の増員と理解を求めます。お願いいたします。
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令和 6年12月 4日
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(1)茨城県療育手帳判定等について
ご意見をいただいた件について、以下のとおり回答いたします。
茨城県では、知的障害の程度について公平に判定するため、「茨城県療育手
帳判定マニュアル」を定めております。
判定方法の概要としましては、個別知能検査を用いて判断する知能水準だけ
でなく、食事や着脱衣などの日常生活能力、多動や自傷など行動面での問題、
身体的看護の必要性も踏まえて、総合的に判定することとしております。
また、疑問のあるケースについては、他の心理判定員・児童心理司と十分協
議し、適正な判定に努めております。
判定マニュアルについては、知的障害をより的確に、実態に即した判定がで
きるよう、必要に応じて見直しを行っておりますので、ご理解を賜りますよう
お願いいたします。
なお、茨城県では、発達障害に関して相談支援を行う茨城県発達障害者支援
センターを設置しておりますので、お手数でも、以下の茨城県発達障害者支援
センターあて電話等でお問合せくださるようお願いいたします。
【参考】
〇茨城県発達障害者支援センター「あい」
茨城町小堤285-5 電話番号:029-219-1222
〇茨城県発達障害者支援センター 「COLORS(カラーズ) つくば」
つくば市高崎802-1 電話番号:029-875-3485
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令和 6年12月 4日
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(2)教員への研修等について【教育庁特別支援教育課】【同庁義務教育課】
ご意見をいただき有難うございます。
教育委員会や学校では、教員に対し発達障害等の理解を深める研修を実施し
ているところです。一人一人の子供たちが抱える困難さを理解し、寄り添った
支援をすることができるよう、これからも研修の充実に努めてまいります。
また、教員の増につきましては、特別支援学級や通級指導におけるきめ細や
かな指導の充実のため、人員の適正配置を進めているところですが、引き続
き、国に対して定数改善の要望など、更なる支援体制の充実に努めてまいりま
す。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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