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令和 5年 1月20日
(性別:女性 年齢:不明)
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県の委託事業である乳幼児視力検査の終了にともない、茨城県メディカルセンターの視覚部門が廃止になると聞きました。しかも、12月末のアナウンスで3月閉鎖はあまりに突然すぎます。
乳幼児期の弱視発見と治療に特化した貴重な医療機関が閉鎖になることに、利用者の保護者は戸惑っています。
どのような背景と意図なのか、お聞かせいただきたいです。
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令和 5年 1月31日
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このたびは、ご意見をいただき、ありがとうございます。
茨城県から茨城県メディカルセンターへの視覚部門の業務委託が終了となることについて、不安を抱かせてしまったこと、大変申し訳ありません。
乳幼児期に発見される視覚障害は、早期発見・療育により治療効果が期待できることから、茨城県では、昭和54年から「乳幼児視聴覚療育支援事業(視覚部門)」として、「移動視覚検診」業務及び、「精密検査・療育指導」業務を、一般財団法人茨城県メディカルセンターへ業務委託し、本年度まで事業を実施してまいりました。
しかしながら、平成9年の母子保健法の改正により、乳幼児の視覚検診は、県の役割から市町村の役割に変更になったこと、また、昭和54年当時、数が少なかった県内の眼科医療機関も、現在は格段に増加し県内全域を網羅する状況に至っていることなどの理由から、今般、「乳幼児視聴覚療育支援事業(視覚部門)」については、茨城県メディカルセンターへの業務委託を終了することといたしました。
県といたしましては、利用者の皆様に不安がないよう県メディカルセンターをはじめ関係機関と協力し、他の医療機関等の利用について取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
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