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過去に皆さまからいただいたご意見・ご提案の要旨を紹介しています。

    ★図書館の自習室とソロキャンプ等のリスクが高い根拠について
住民提案   


令和 3年 9月30日
(性別:男性   年齢:40代)
 うちの市は最近図書館が再開しましたが、自習室は今日も閉鎖のままです。私語厳禁の図書館自習室が、オリンピック開催や酒類提供の音楽フェスタなどに比べてどれほどリスクが高いのか?加え、キャンプ場も閉鎖でしたが、ソロキャンプで数を絞って許可というようなことはできなかったのでしょうか?
 ショッピングセンターは、土日人で溢れていると聞きました。それと比べて図書館の自習室とソロキャンプなどがどれほどリスクが高いのかをお聞かせいただきたい。
 ただ国が言うから同じことをやっておけばいいというお考えなのでしょうか?県独自というのは何が独自だったのでしょうか?その根拠をお聞かせください。





令和 3年10月12日
政策企画部政策調整課
 このたびは、ご意見をいただき、ありがとうございます。
 デルタ株など感染力の強い変異株が猛威を振るい、かつてない感染の波となった第5波では、本県においても、これまでにないスピードで感染が拡大し、病床が大変ひっ迫しました。
 災害級の深刻な状況において、皆さまの命を守り、医療提供体制を維持するため、県から国に対し「緊急事態宣言」の早期適用を求めるとともに、新型インフルエンザ等特別措置法第24条第9項に基づき、県として法の枠組みの中でできる最大限の対策を実施するなど、感染拡大防止に努めてきたところです。
 本県では、国の緊急事態宣言の発令決定に先んじて、8月16日から9月19日までの間、県独自に「非常事態宣言」を発令し、県民一丸となった行動抑制を呼びかけるとともに、「すべての商業施設等における通常時の2分の1の入場制限」や「県有施設の休館等の対応」、「学校における授業のリモート対応」など、人流を抑制し、感染拡大を防止するためのより強い対策を独自に講じました。
 特に、県有施設については、これまで感染対策上の大きな問題がないと思われることから休館してこなかった図書館・美術館等も含めて、例外なく休館するとともに、すでに施設利用をご予約いただいていた皆さまには、利用中止や延期等の対応へのご協力をお願いしました。(県有のキャンプ場(大子広域公園オートキャンプ場、里美野外活動センター)等の予約についても同様に、利用の中止等をお願いしました。)
 併せて、市町村など、県以外の公営施設に対しても同様の対策を要請しました。
 また、国の緊急事態宣言の発令を受け、8月20日から9月30日まで、県民の皆さまに対して「不要不急の外出自粛や高リスク行動の自粛」などを要請するとともに、飲食店や大規模集客施設に対して「営業時間短縮、酒類提供(持ち込みを含む)・カラオケ利用の終日停止」などを要請してまいりました。
 なお、民営のキャンプ場については、他の宿泊施設(ホテル等)と同様、「営業時間短縮等」は要請しておりませんが、「業種別ガイドラインの遵守等、感染防止対策の徹底」を要請したほか、「入場整理(利用者の整理・誘導等)」への協力をお願いしてまいりました。
 その後、感染状況等の改善が見られたことから、県独自の「非常事態宣言」を解除した9月20日以降、緊急事態宣言下の対策として「県有施設は休館を継続」したものの、県立の図書館・美術館等については感染防止対策を徹底したうえで順次再開したほか、ご予約いただいていた皆さまの施設利用についても同様に再開しております。
 また、本県では、県独自の判断指標でStage2(国の判断指標でステージⅡ相当)まで十分に感染状況等を抑制することができたことから、9月30日をもって、イベントの制限(緊急事態宣言解除後の国の経過措置)を除き、すべての対策を解除したところです。
 県民の皆さまには、この間の対策について、大変なご不便をおかけいたしました。改めて、対策へのご理解・ご協力をいただいたことに感謝を申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症に係る対応につきましては、今後の状況を踏まえ適切に判断し、対策を講じてまいりますので、引き続き、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。



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