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ご意見・ご提案はこちらから。

過去に皆さまからいただいたご意見・ご提案の要旨を紹介しています。

   ★障害児支援の考え方等について
住民提案   


令和 3年 9月17日
(性別:女性   年齢:30代)
 私には重症心身障害児の子がおります。守谷市の近くには伊奈特別支援学校がありますが知的の学校で、医療的ケアがなければ入学することが難しいです。肢体不自由だと下妻特別支援学校がありますが、片道一時間、バスに乗せると片道一時間半かかると聞いています。あまりにも母子ともに負担が大きいです。もっと近くに特別支援学校が出来ればいいなぁと日々感じております。サテライトという形などでも近くにあればいいなと思います。肢体不自由の特別支援学校を守谷市や取手市あたりにつくるご予定などありますでしょうか?
 また、重症心身障害児が利用できるレスパイトも少ないですし、幼稚園保育園にも通えませんでした。茨城県南はまだまだ、障害児支援が追い付いていないです。もっと障害のある子が過ごしやすく、親の負担も減るような地域にしてほしいです。そのあたりは、どのようにお考えでしょうか?




令和 3年 9月22日
教育庁特別支援教育課
1)障害がある児童等の就学先及び特別支援校の新設予定等について
 このたびは、ご意見をいただき、ありがとうございます。
 一般的な就学の流れとしまして、まずはお住まいの市町村の教育委員会にご相談いただき、お子様の障害の状態、教育上必要な支援の内容、学校や地域の状況、お子様本人、保護者、専門家の意見等就学相談等をとおして得た様々な情報を踏まえ、市町村の教育員会の教育支援に関する委員会において十分に審議したうえで、総合的な観点から市町村教育委員会が就学先を決定いたします。
 障害のある児童生徒の就学先(学びの場)については、特別支援学校、小中学校の特別支援学級、通級による指導等が考えられますが、お見込みのとおり、守谷市にお住まいの方のお子様が就学する特別支援学校につきましては、障害の状況によって、知的障害特別支援学校である伊奈特別支援学校、または、肢体不自由特別支援学校である下妻特別支援学校のどちらかとなります。また、県立特別支援学校では、障害の状態等により学校へ通学して教育を受けることが困難であると認められる場合は、ご自宅で訪問教育を受けることが可能です。
 医療的ケアの状況についてですが、現在、下妻特別支援学校及び伊奈特別支援学校に医療的ケアが必要な児童生徒が通学しており、看護職員等が痰の吸引や経管栄養等の医療的ケアを実施しております。伊奈特別支援学校においては、知的障害の他に肢体不自由を併せ有する児童生徒も多く通学しております。
 県立特別支援学校では、受け入れた児童生徒一人一人の障害に応じた教育を行っておりますが、お子様の状況により適切な就学先を決定するために、まずは、市町村教育委員会へご相談くださるようお願いします。
 なお、肢体不自由特別支援学校の新設等につきましては、現在、未定でございます。   




令和 3年 9月22日
保健福祉部障害福祉課
2)障害児の支援等について
 このたびは、ご意見をいただき、ありがとうございます。
 ご指摘のとおり、県南地域を含め県内全域において重症心身障害児が利用できる施設が少ない状況でありますことから、県では、重症心身障害児が利用できる施設を増やすため、支援者となる人材の育成に取り組むとともに、重症心身障害児を受け入れるために必要となる設備等を導入する経費の一部を助成するなどの取り組みを実施しております。
 今後も引き続き、重症心身障害児が利用できる施設の確保に向けて、市町村や関係機関等と連携して取り組んでまいりたいと考えております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。  



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