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平成31年 1月26日
(性別:男性 年齢:10代)
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茨城県が出資する第三セクター鉄道の鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は、鹿行地区の交通機関として地域の発展に寄与しています。それ以外にも、首都圏からの大洗への観光客で大変にぎわっていますね。駐車場が無料の駅が多く交通渋滞や二酸化炭素の排出量を抑えられるパークアンドライドがしやすい環境が整っており、大変利便性が高いと感じております。
一方で、多くの鉄道事業者がSuica、Pasmoなどといった交通系ICカードを導入する中、運賃の支払いが現金での支払いのみといった大きな課題を抱えているかと思います。
一部の駅では窓口で清算できるところもありますが、車内で清算しなければならない場合もあり、現金を落としてしまうなど車内での清算トラブルも発生するのではと思っています。また、首都圏など遠方からいらした観光客が現金支払いしかできないことを知りその場でトラブルになりうるとも感じております。
大井川知事は株式会社Origamiとの連携を図り県内のキャッシュレス決済の環境を推進しておりますが、まずは出資法人である鹿島臨海鉄道の交通系ICカード導入を推進することはできないのでしょうか?
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平成31年 2月27日
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大洗鹿島線につきましては,沿線住民の地域の足として重要な役割を担っていることはもとより,定期外旅客が全体輸送量の約4割を占めるなど,観光客など他地域からの来訪者の移動手段としてもご利用いただいている路線でございます。
ご提案のございました交通系ICカードの導入については,利用客の利便性向上につながると考えられますが,都市部と比べ採算性の低い地方交通路線においては,導入にあたっての整備費や維持管理費など,多額の費用負担が生じるということが課題としてございます。
県としましては,キャッシュレス化社会に対応するため,鹿島臨海鉄道とも連携しながら,導入費用を抑えた交通系ICカードシステムの導入可能性について研究していきたいと考えておりますので,ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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