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平成30年 9月 2日
(性別:女性 年齢:50代)
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先の平成31年度入学生から県立学校等5校における「医学コース」新設に関して,今後学校関係者及び県保健福祉部等で準備委員会の立ち上げをなさるとのこと,大変建設的な運びで喜ばしく思って居る次第です。
茨城県内の医師数は全国ワースト2ですが,人口当たりの医学生数の割合も極めて低いのが現状です。茨城県の医師不足は,筑波大学にしか医学部がないことが要因の一つでもあります。
私は,福島県立医科大学のように,県立の茨城県立医科大学(仮称)のような大学ができたらと希望して居ります。かねてより医学部の誘致問題は,喫緊の課題であると捉えてまいりました。
茨城県が地域医療を担う真の人財育成を考えるのであれば,今こそ県独自で改革をすべき時が来ているのではないかと考えます。
次世代を担う茨城の子どもたちにとって,少しでも進路選択の幅が広がるような後押しのできる環境整備のために,是非,機会がありましたら問題提議をして戴きたいのです。
そうすれば,10年後,20年後には,医師不足も多少なりとも,解消されてくるのではないかと,又,明るい未来が導かれるのではないかと祈念致して居ります。
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平成30年 9月10日
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医科大学等の新設・誘致に向けては,平成30年6月に,知事自らが文部科学省や厚生労働省に対して,本県の極めて深刻な医師不足の現状を訴え,規制緩和の要望を行ったところであります。
国は一貫して医学部新設を認めておらず,非常に厳しい状況にはありますが,引き続きあきらめずに,常識を疑い,医科大学等の新設・誘致に向けた調査・検討を進めてまいります。
県といたしましては,引き続き,医師の養成・確保,地域医療体制の充実に努めてまいります。
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