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   茨城空港の活性化について
住民提案   


平成30年 5月 8日
(性別:男性   年齢:50代)
 こんなに北関東3県及埼玉県域にとって利便性の高い空港はないと思いますが、茨城空港の強みを分析しているのでしょうか。羽田空港との優位性を上記のエリアに強く訴求する必要があります。
 そこで、
①早急な常磐道・東関東道とアクセス道路の整備
②航空貨物便の誘致
③北関東・埼玉・福島県域の羽田空港等の需要の調査
④茨城空港の認知度を調査
⑤一定の路線がある前提での茨城空港利用意向調査
⑥①~⑤のマーケティング的調査・分析・検討に基づく空港利用促進計画の策定
⑦優先順位かつ最も効果的な施策の実行
⑧航空会社との路線開設・増便の交渉
を提案します。




平成30年 5月30日
政策企画部空港対策課
 茨城空港について,貴重なご意見を賜りまして,誠にありがとうございます。
 ご指摘のとおり,北関東3県(茨城,栃木,群馬),及び埼玉県域の需要の取り込みの重要性については,県としても認識しており,既に栃木テレビ,埼玉テレビ等への広告掲出などの取組を行っているところです。
 なお,今後の取組として,北関東3県で構成する北関東広域観光推進協議会の中に茨城空港利活用部会を設置し,空港の利用促進を強化していく予定です。
 常磐道からのアクセス道路につきましては,県としても,早期の開通を目指して整備を進めているところです。
 また,現在の茨城空港における貨物の取扱状況ですが,上海便のバゲージスペースの空き部分を利用して輸入を行っており,H29年度の取扱量は開港以来最多となっております。
 貨物専用便については,滑走路の強度や,貨物施設の整備状況,今後の需要等を勘案し,引き続き検討してまいりたいと存じます。
 空港の需要調査等については,現在,空港利用者に対するアンケート調査を年4回程度実施しているほか,コンサルタント業者への調査委託を行い,その結果に基づき利用促進を図っております。

 最後に,路線開設・増便の交渉については,ご指摘のとおり利用者増のために増便が必要ということは県も同じ考えであり,定期便開設につながるチャーター便の就航を働きかけており,国際線に関しては2月から3月に韓国便,3月から10月までの7ヶ月間は台湾便が就航しております。 また,国内線については,フジドリームエアラインズが日本各地へ就航している他,スカイマークによる那覇便の直行便化,札幌便の1日2便化が実現しており,ご利用者様の利便性向上に寄与しているところです。
 今後も,航空会社,旅行会社等とねばり強く交渉を行い,就航路線の拡大を図るとともに茨城空港の更なる利用促進を図ってまいります。



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