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平成29年12月19日
(性別:女性 年齢:50代)
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県内での医師不足解消のため、「医学系への進学者数に応じて私立高校へ助成金」という記事を見ました。
私立高校へ助成することで、成績の優秀な生徒を医学部へ進学させるという風潮になる可能性もあります。また、進学しても、茨城県に戻らない場合もあると思います。県内の医療機関への就職を義務付けないと、無駄なお金になってしまうかもしれません。
それよりも、公立高校・私立高校を問わず、県内医療機関への就職を義務付けて進学する場合の無利子の奨学金や、奨学金の何割かの返還免除などの方が、私立大医学部の高額な教育費のため進学を断念する志望者のためになると思います。
医師になりたいという強い志望動機と進学可能な学力のある者を助ける「助成金」になるよう、生きたお金の使い方をしてほしいと思います。
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平成30年 1月10日
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茨城県教育委員会では,経済的な理由で進学を断念することのないよう大学生等向けに無利子の貸与型奨学金制度「茨城県奨学資金」を設けております。
概要については以下のとおりです。
(制度概要)
・対象者 大学生又は専修学校専門課程の生徒
※所得・成績要件等あり
・貸与額(貸与期間:正規の修学期間)
自宅通学 月額36,000円
自宅外通学 月額40,000円
・金利 無利子
返還 10年以内(年賦又は半年譜,貸与終了後6か月据置)
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平成29年12月22日
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本県の人口10万人当たりの医師数は,全国平均よりもかなり少なく,医師が不足している状況です。
このような状況を踏まえ,県におきましては,将来,県内の医療機関で勤務する志を有する方を対象に,「医師修学資金貸与制度」を実施しております。
「医師修学資金貸与制度」は,医学部在学中に修学資金を貸与し,卒業後,一定期間を県知事の指定する医療機関に勤務いただくことで,修学資金の返還を免除するもので,現在,約250名の医学生に修学資金を貸与しております。
さらに今年度入学者から,家庭の経済状況等に関わらず,医学部進学していただける一助となるよう,修学資金の貸与額を増額したところです。
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平成29年12月19日
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医療人材の確保は本県の喫緊の課題であることから,県では,これまでも,私立高等学校に対する補助金において,大学医学部への進学対策等に要する経費への補助を行ってきましたが,近年,大学医学部への進学実績が私立高等学校で高い状況を踏まえ,私立高等学校におけるこうした取組の成果がさらにあがるよう,今年度から,大学医学部進学実績に応じた補助も行うことといたしました。
なお,〇〇様が御懸念の生徒の希望に沿った進路選択や,県内医療機関への就職という点については,今後の制度運用に当たり学校に改めて周知するなど,留意してまいります。
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