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   犬猫の殺処分について
住民提案   


平成26年12月27日
(性別:女性   年齢:50代)
橋本知事様
私は、茨城県が大嫌いです。なぜなら犬猫殺処分を改善しようとしない県だからです。数年前、旅行で茨城県に行った時、犬が畑でうろうろしていました。多分野良犬だったのでしょう。私は「茨城県の県民は犬を放し飼いで飼育するのが普通だ」とあるテレビ番組で言っていたのを思い出しました。そういう犬が子犬を産んでどんどん野犬が増え野犬狩りをして保健所行きになるのだ思う。だから殺処分ワースト1なのだと。動物の命を粗末にする行政を県民が好きになるはずがないです。それ以来、茨城県に旅行するのは止めました。茨城県の道路を通るのも嫌です。犬猫が可哀そうだからです。もっと動物行政に優しい県になってほしい。埼玉県は殺処分0を目指しています。私はこんな埼玉県に住んでいて良かった。誇りです。茨城県も是非犬猫殺処分0を目指して取り組んで下さい。




平成27年 1月13日
保健福祉部生活衛生課
 本県では,犬猫の殺処分頭数ゼロを究極の目標に据え,人と動物が共生する地域社会の実現を基本理念とする「茨城県動物愛護推進計画」を策定し,各種施策を実施しております。
 しかしながら,ご指摘のとおり,残念ながら,本県では,犬を放し飼いにする飼い主のモラルが問題となっております。
 犬猫の殺処分頭数を減らすためには,動物愛護意識を高めることが特に重要であると考えており,犬猫の飼い主に対しては,市町村や獣医師会,ボランティアの方々など多くの関係者の協力をいただきながら,犬猫の適正な飼い方などの啓発のほか,殺処分される不幸な命が無くなるように終生飼養や不妊去勢手術について普及啓発を実施しております。
 また,次世代を担う子どもたちへの啓発活動として,小学生を対象に「動物ふれあい教室」を実施しており,平成25年度は,延べ46回実施し,2,648名の参加をいただきました。「動物ふれあい教室」では,獣医師の補助のもと,聴診器を使い,参加者に動物の心臓の音を聞いてもらい,命の大切さを伝えると同時に,動物を飼うことの意義や責任の重さ,殺処分の現状を学ぶ機会を設けております。
 このような動物愛護の普及啓発事業のほか,茨城県動物指導センターに収容された犬猫の命を1頭でも多く救うため,ボランティア団体を通じた譲渡や子犬の譲渡会を開催し,平成25年度には1,159頭の犬猫を譲渡いたしました。
 これまでの様々な啓発活動や取組みの結果,本県における犬猫の殺処分頭数は,平成24年度は6,374頭と,10年前(平成14年度)と比較して約1/3に減少しており,さらに,平成25年度は4,931頭と前年度に比べ1,443頭減少しております。
 なお,平成25年度の犬の殺処分頭数は2,158頭と前年度に比べ1,019頭減少しており,全国ワースト1の汚名を返上したところです。
 今後とも,殺処分頭数ゼロを目指して,更なる動物愛護意識の普及啓発等に取り組んでまいりますので,引き続きご支援,ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

  



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