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令和 5年 8月21日
(性別:男性 年齢:70代)
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わが茨城県は古墳の多い県と聞いております。石岡市でも推定2~300基もあようですが、中でも、高浜地区にある舟塚山古墳は規模においては関東のNo.2とのことです。
しかしながら本格的な発掘調査は行われず、昨年、石岡市にも問い合せましたが、当面はその予定はないとのことです。
もし本格的に行えば、さきたま古墳群から出土した鉄剣のような国宝級の物が出るかもしれません。
県においては、この古墳の本格的調査に着手されるよう切望します。
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令和 5年 8月29日
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この度は、ご意見をいただき、ありがとうございます。
舟塚山古墳は、全長約186mの規模を誇る、茨城県内最大の前方後円墳であり、大正10年に国の史跡に指定されております。その保護につきましては、管理団体である石岡市が主体となり、墳丘上の清掃や見回り活動を行っているほか、看板等を設置し、その価値を来訪者に知っていただけるよう、活用を図っております。
御提案がありました発掘調査の実施は、舟塚山古墳を理解する上で有効な手段である一方で、同時に墳丘等を掘り返すという、遺跡の破壊につながりかねないため、慎重な判断が求められます。本史跡は国民的財産であり、本県の歴史・文化の正しい理解のため欠かすことができないことから、今後の石岡市における保存及び活用に係る対応を見守りながら、茨城県としても適切な指導及び助言に努めてまいります。
引き続き、本県の文化財行政に御理解及び御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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